何から始めれば良い??本当の初心者が始める最初の資産運用5つのステップ

『やっぱ投資とか資産運用とかした方がいいのかな?』と悩む声をよく聞きます。

した方が良いかはその人次第なので正直知ったこっちゃありませんが、おそらく「した方が良いかどうか」を聞いているのではなく、「資産運用とかしたい気持ちはあるけど、知識がないから何から始めたら良いかわからない」という意味合いが強いのだと思います。

 

私も社会人になったばかりの頃は同じ気持ちで、賢くお金と付き合って給料以外に資産を増やす手段が欲しいと思ってました。

その思いが人一倍強かったので少しずつ独学で勉強して、実際に投資などを経験していきました。そうしていくうちに、周りの同世代よりはだいぶお金の知識や経験が身に付きました。

 

実は投資や資産運用って、始めることはそんなに難しいことではありません。そして一度始めてしまえば、そのハードルの低さがわかり、色々と選択肢が増えてきます。

 

この記事では、全く資産運用をしたことない超初心者に向けたものです。何から始めたら良いかわからない人に向けて、5つのステップで資産運用の始め方を紹介します。

 

資産運用の種類は意外と少ない

全くの初心者の方は、『資産運用って何をしたら良いのかわからない!』と思うかもしれませんが、案外簡単なものです。

何故かというと、資産運用って意外と種類がないんです。なので、手段としてはある程度限られているのでそんなに難しいものではないんです。

 

大きく分けると、預貯金、金・プラチナ、FX、投資信託、不動産、債券、株式投資7つくらいなものです。

この中に色々なものが細分化されているだけで、実は意外と悩むほど種類は多くないんです。なので自分が出来ることから始めていって、少しずつ選択肢を増やしていけば良いのです。

近年では仮想通貨も投資に組み込まれるようになりましたが、現段階では投資対象として不安定な部分が多いので初心者の方は手を出さない方が賢明だと思います。

 

初心者が始める資産運用5つのステップ

第1ステップ:定期預金

預貯金の代表ともいえるのがこの定期預金。これくらいなら既に行っている人も多いかと思います。

金利はだいたい0.01%~で、オリックス銀行など高いところでは0.3%くらいの金利が見込めます。大手銀行の普通預金がだいたい0.001%なので、それと比較すると最高300倍の違いがあります。

とは言え大した運用にはなりませんが、定期預金を行う意義として以下の3つのポイントがあります。

定期預金のポイント
  • 普通預金口座から自動振替ができるため、給料を使う前に預貯金が出来る
  • 普通預金より金利が少しはマシ
  • 投資の前にまずは現金資産を作ることが大事

 

資産運用を何も知らない方は、定期預金を始めることで『利率』というものを意識していくようにしましょう。資産運用は全てそこからスタートします。

定期預金は、普通預金にお金を預けるより300倍マシな運用方法です。給与口座から自動振替ができるので、知らぬ間にお金を貯ることができます。そして資産運用をするには、まずはまとまった現金資産が必要になります。

 

投資や資産運用をする際に、私は『7:3』という比率を意識しています。これは総資産の7割を現金で持ち、3割を投資に回すといった考え方です。人によってこの割合は違いますが、考え方としてそう大きくは外れていないはずです。

まずはこの全体の10をしっかり作らなければならないので、定期預金で現金資産を作りつつ、少しでも「利率」を意識して資産運用をスタートさせましょう。

 

第2ステップ:財形貯蓄制度

財形貯蓄は企業の従業員に対する福利厚生の1つです。この制度を導入している企業の従業員しか利用できないのですが、もしお勤めしている会社にこの制度があるなら利用してみると良いでしょう。

 

財形貯蓄とは、「会社が窓口として行っている非課税制度の貯蓄」といったイメージです(あくまで初心者向けの解説なのでザックリというと)。財形貯蓄は難しい制度ではないのですが、意味や存在意義を理解するのが少し難しいので、こんな感じで覚えて下さい。また毎月一定額が給与から天引きされますので、定期預金と同じ感覚で利用することが出来ます。

 

財形貯蓄には「財形年金貯蓄」「財形住宅貯蓄」「一般財形貯蓄」の3つの制度があります。

「財形年金貯蓄」:年金として受け取ることを目的とした貯蓄。「年金」と「住宅」合わせて元本550万円まで非課税満60歳以降に5年以上掛けて年金として受け取る。(例)公的年金が支給される60~65歳までの5年間を公的年金の代替として受け取る

「財形住宅貯蓄」:住宅の取得を目的とした貯蓄。「年金」と「住宅」合わせて元本550万円まで非課税使途は住宅の取得や増改築費用に限定。住宅購入、建築、リフォームの際に住宅金融支援機構から融資を受けることができる。

「一般財形貯蓄」:貯蓄目的に制限はなし。その代わり税金面での優偶措置もなし。

 

定期預金感覚で知らぬ間に貯蓄できるのが財形貯蓄のメリットの1つであると思います。一方、金利も定期預金並みで、0.01%といったところです。そのため利子でお金を増やすというよりも、定期預金と同様にお金を確実に貯めるといった手段として利用するものです。

 

資産運用のステップとして財形貯蓄を挙げている理由は、「資産運用してるっぽくなるから」という意識改革です。

友達とお金の話になった時に『財形ならやってる』って言うと、資産運用を全く知らない人にとってはそれだけで『すげぇ』ってなるんです。それだけでも自分の中で『資産運用をしている』という自覚が芽生えてくるので、お金に関する意識が変わってきます。

また財形について学び実践することで金融知識のレベルアップにつながりますし、その先のことに関しても苦手意識がなくなってきます。

 

第3ステップ:ネット銀行(マネーブリッジ)

これは私の主観ですが、金融リテラシーがある人はネット銀行を積極的に利用しており、ない人は存在すらまともに知らないといった場合が多い気がします。ネット銀行はスマホアプリで簡単に振込みができるなど非常に便利なものです。

 

ステップ3は「ネット銀行」の利用です。もっと具体的に言うと、楽天銀行と楽天証券の『マネーブリッジ』の利用です。(別に楽天でなくても良いのですが、私自身が楽天好きなので・・・。)

 

『マネーブリッジ』とは、「楽天銀行の口座」と「楽天証券の口座」を持っている場合、その2つを連携させると楽天銀行の普通預金金利が0.10%になるというサービスです。

連携というのは、「楽天証券を利用するお金を楽天銀行から簡単に入出金できるようにしますよ~」というシンプルなものです。決して怪しいものではありません。ただそれをするだけで普通預金で定期預金並みの金利を得ることができるのです。

 

このステップ3の目的は3つありまして、「ネット銀行のメリットを実感すること」と、「マネーブリッジにより普通預金金利0.10%を享受すること」そして最大の目的は「証券口座を開設すること」です。

 

この先、資産運用を本格的に行っていくためには証券口座の開設は必須です。なぜなら投資信託や株、FXなどを行うためには証券口座が必要だからです。

資産運用を全く知らない人は、それすらよくわからないですよね。そういった感覚をなくすためにも、投資はしなくてもとりあえず証券口座だけは作っておくべきです。この作業も金融知識の向上と、資産運用へのハードルを下げることに役立ちます。

 

第4ステップ:持株制度

持株制度がどういったものかについては、違う記事で紹介していますのでそちらをご覧ください。

 

ここでは簡単に説明しておきますが、持株制度というのは勤務している会社の株をお得に購入できる制度です。持株制度を利用することが、本格的な資産運用を始める第一歩となります。

もちろんリスクもありますが、全くの初心者がいきなり株式投資を始めるよりはるかに安全です。我が家では、私は行っていませんが、妻には持株制度を利用させています。

ステップ4ではこの持株制度を利用することで、株式投資について少しづつ興味関心を深めていきましょう。

 

ただ注意が必要で、それは毎月の拠出金を増やしすぎないということです。投資の世界に『卵は1つのカゴに盛るな』という格言があります。卵をいくつかのカゴに分けておけば、どれか1つを落としても他の卵は無事だという意味です。

投資の世界では投資対象を分散するというのが鉄則なので、自社株だけに毎月何万円も拠出するのは非常に危険です。その人の収入にもよりますが、目安としては毎月1万円が妥当です。月給手取りの5%くらいにしておきましょう。多くても3万円といったところでしょうか。

 

第5ステップ:積立投資信託

いよいよ資産運用の王道、『積立投資信託』です。資産をガツガツ増やしていく人は株やFX・不動産投資を積極的に行っていますが、やはり王道であり初心者にもハードルが低くて参入しやすいのは『積立投資信託』です。

 

この記事ではあくまで初心者が始める資産運用のステップの紹介なので、投資信託が何たるかについての紹介は行いません。ただ簡単に言ってしまえば、「投資のプロにお金を預けて代わりに運用して貰おう!」というものです。まさに『投資を信じて託す』です。

 

投資信は怪しい??
投資信を全く知らないと、『人にお金を預けるなんて!怪しい!』と思う方もいると思います。私も最初はそうでした。ですが私たちの周りには、「預けて貰ったお金を増やす」ということは当たり前に存在しています。

例えば銀行。

私たちは銀行にお金を預けて管理して貰っているわけではありません。もしそうなら私たちは管理料を払わなければなりませんよね。私たちは銀行にお金を融資(投資)して、銀行はそのお金を運用して儲けたお金を金利として利用者に還元しているのです。

また保険会社も同じ仕組みで、みんなから支払ってもらった保険料を運用して利益を得ています。その一部を保険金として対象者に支払っているのです。

投資信託は詐欺案件でも何でもないので安心して活用してください。NISAや個人型確定拠出年金などでも投資信託は利用されています。

 

投資信託で実際に私たちが行うことは2つしかありません。1つ目は、どんな分野に投資して貰うか決めること。2つ目は、毎月の積立金額を決めること。これだけです。

 

1つ目に関しては、上場企業を中心に運用してもらうか、外国株で運用してもらうかなど、大まかな方針(投資商品)を決めることです。いくら運用をプロに任せるといっても全て丸投げというわけにはいかないのです。ただ初心者が投資すべき商品はほとんど決まっているようなものなので、難しく考える必要はありません。

 

2つ目に関しては、定期預金や財形貯蓄・持株制度と同じで、毎月どれくらいのお金を投資に回していくかを考えることです。これもその人の収入によりますが、定期預金や貯蓄とは違い無理のない金額で始めましょう。収入に余裕があるなら別ですが、いきなり数万円でのスタートはあまりオススメできません。3000円や5000円でも良いので、少額の余裕資金でまずは初めて、仕組みなどを理解して慣れてきたら徐々に金額を増やしていきましょう。

 

私が感じている投資信託の一番のメリットは、『ほったらかしにできる』ということです。知っている人からすると誤解を招く表現かもしれませんが、感覚としては定期預金と同じです。

株式投資やFXでは売買をしていくことで資産を増やしていきますが、積立投資信託は基本的にほったらかしです。年利3%くらいを目安として運用をし、複利効果で資産を増やしていく事が積立投資信託です。

その時の市場に一喜一憂せず、パソコンの画面に張り付くこともなくほったらかしで資産運用することができます。そのため会社員でも手軽に行えるので、資産運用の1つとして非常に人気があります。

 

まとめ

全く知らない人にとって資産運用というのはハードルが高いように感じるかもしれませんが、実は意外とそうでもありません。運用手段はある程度決まっているし、資産を何十倍に増やすということでなければ誰でも資産運用は可能です。

自分が出来ることを1つずつ取り組んでみて、まずは投資信託を始める最初の目標にしてみてください。世の中には投資信託を紹介している本が無数にありますが、読んでみると案外簡単なんだな~ってことがわかります。

 

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